「いわゆる”従軍慰安婦”のどの部分が当時の日本軍・日本政府を断罪する理由になるのでしょうか？」と書いておられますが、少なくとも『脱ゴー宣』と『アジアの声第１１集ーー私は「慰安婦」ではない』（いずれも東方出版）を読んでからもういちど質問されることをお勧めします。自ら学ぶ努力をしないで、他人に教えを乞うというのは甘えか怠惰です。
　それから、私は小林氏を「こき下ろして」いるわけではありません。彼が描いていることが嘘と歪曲に満ちていて被害者を傷つけていると批判しているのです。そして読者には、自分の頭で考えてくださいと訴えているのです。「批判」と「こき下ろし」との違いは、当然お分かりのことと思います。