脱ゴーマニズム宣言裁判を楽しむ会議室 |
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1998/03/29(01:38) from 202.211.65.143 |
作成者 : 悟のぱぱ(ymaeda@ps.inforyoma.or.jp) |
心中? |
最初の方の文は前回の文章と特に内容的な違いがないと判断します。 (引用の法律問題は今は論じておりませんし、私としては、それについては裁判の結果を待ちたいと思います。) 要は、上杉さんは、 (1)AはBである。 (2)BはCである。 (3)だからAはCである。 の(2)だけ取り出しても論理的にはおかしくないよということを説明したに過ぎません。 そりゃそうですね。論理的にはね。でも、主張を歪曲しないということの説明としては、全然意味が違ってきます。主張は、(3)がないと意味を為さないからです。(2)だけでは主張として無意味です。書き換えてみましょうか?私が下記の事を主張しているとします。 (1)この男性には子供がいる。 (2)子供がいる男性はお父さんである。 (3)だからこの男性はお父さんである。 ここで、「子供がいる男性はお父さんである」には論理的矛盾はないですが、それが私の主張でしょうか?そんな主張するやつは単なる馬鹿ですね。当然、私の主張したいことは、「この男性がお父さんである」ということではないでしょうか?ま、これが普通の解釈ですわな。 >つまり小林君のマンガをそのまま何頁も引っ張って来るしかないじゃないですか。どうか私に犯罪を教唆しないで下さい。 だから、もし主張の引用をするのでしたら、別に(2)なんか必要ないんで、(3)だけ引用しなさい、って言ってるだけなんです。 まあ、もし、上杉さんが裁判で勝って、改訂版で何ページも引用して、第三者の証言までのっけた日には、上杉さんのあの主張、 >被害者の訴えを聞いた警察官がすぐ加害者側に『あんたやったの?』と尋ねにいって、『やってない』と答えられたら『これでお互い相殺だ』と上のように言うのかい? は、意味を為さなくなりますから、それはやめておいた方がよいです。そのコマだけを引用しているが故に可能な批判ですから。これは(笑)。 >悟のぱぱさんは「小林よしのりのしたかったことは」と、「彼はそんな人ではない」とか、彼になり代わって弁護していることです。「小林君はこんな人だ」という思い込みが強すぎはしないでしょうか? これこれこれこれ、上杉さん。あなたは「スグルさんへーーすぐに返事しないことの大切さ」の中で、スグルさんの「聞いております」という言葉尻を捕まえて、 >スグルさんが私にレスを送る前になすべきだったのは、その「週刊新潮」を捜し出すことではなかったでしょうか。(中略)その上で、上のような発言が本当にあったかどうかを、それを読み込んで確認し、本当に本人が「フィクション」と認めているかどうかを判断することが、第一の作業ではなかったでしょうか? などとおっしゃっておりますが、上杉さんは、ここでご自分こそ大変な過ち犯しております。私は一言も「彼はそんな人ではない」とは言っておりませんし、そういう捉え方をされる表現をしたこともありません。これは単なるあなたの思いこみではありませんか?「聞いております」を糾弾する人が、人の台詞を勝手にこしらえてはいけません。 そのまんま、お返ししますが、 『上のような発言が本当にあったかどうかを、それを読み込んで確認し、本当に本人が「彼はそんな人ではない」と言っているかどうかを判断することが、第一の作業ではなかったでしょうか?』 と言わせていただきます。 言っときますが、私は小林よしのり氏の今の主張が納得できると思っているだけで、盲信しているわけではないことを述べておきます。だから私が「そんな人ではない」などとは書くはずがないのです(書いているかどうか、探してご覧なさい。「週刊新潮」探すよりは楽ですよ)。私が支持しているのは彼の「主張」ですから。 私が小林よしのり教の信者と思うのはそれこそ、「思い込みが強すぎはしないでしょうか?」 >事実を確かめ、その事実に思いをめぐらせ、そこから沸いてくる考えを発酵させ、やがて上澄みのように透明な自分の考えが形成されます。そうするには、ある程度の時間が必要なのです。 きつい言い方かもしれませんが、その結果がこの文章でしょうか?そこまでおっしゃるならば、それなりの責任ある文章をお書きください。 |
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