＃　“変質者”とは「多国籍群衆」などのハンドルを使っていた人や、その同類のことです。

証言について書こうと考えていたら、南京事件の生存者の証言を聞くイベントに参加したときのことを思い出しました。証言の内容は置いておくとして、私が首を傾げてしまったのは証言が終わった後に話をした人（名前忘れた）の次の一言でした。

「李さんの証言を信じない人は人間ではない！」（正確ではないかもしれませんが、主旨はこれで合っていると思います。）

加害者は自分の行為を過小に評価しがちです。同時に、被害者は自分が受けた被害を誇張しがちです。これはその人が悪人であるというのではなく、人間の習性といえるでしょう。話をしていくうちにフィクションの部分が多くなっていくことは、珍しいことではありません。

さて、日本の加害を告発し、追求する人は上の発言をどう思うのでしょうか？　私はとんでもないと考えています。検証せずに「事実」にするのは無謀です。被害者は喜ぶかもしれませんがね。しかし、それでは事実を明らかにすることなどできません。

上の発言の卑怯なのは、「体の不自由な人が作りました・・・」と言って布巾などを売りに来る某団体の人達と同じように、人の良心を利用している点で、こんなのは論外です。統計を取ることは不可能でしょうが、日本の加害を告発し、追求する人達の中で、上の発言を支持する人はどれくらいいるのでしょうか？　論外だとする人はどれくらいいるのでしょうか？　知りたくても彼らのＨＰは一方通行型で、メールを出しても返事が返ってこないこともあります。

このＨＰに私が会議室（本当はチャットも設置したい）を設置したのは、彼らの意見を聞きたいからです。しかし、ご覧の通り、上杉さんを支持している人達は全く書き込んでいません。私としては、なぜ運動に関わったりするのか知りたいのですが。ここまで沈黙されると、存在すら疑いたくなりますね