脱ゴーマニズム宣言裁判を楽しむ会議室
1998/04/04(04:35) from 133.130.117.39
作成者 : こば(choke@ma4.justnet.ne.jp)
Re: 吉田証言についての見解
悟のぱぱさんからのお返事を読んで、私など投稿すべきではなかったとずっと考えていましたが、やりかけてしまったことなのでもう一度投稿します。
慰安婦支持派だが上杉支持派でない、という発言の真意はこうです。
私は帰化韓国人1/8(クウォーターの次はなに?)です。ひい婆ちゃんは2次大戦以前に結婚で帰化した人ですが、”韓国”と聞くとやはりかすかな当事者意識があります。また私の居住地には在日コミュニティが身近にあり、「2次大戦で朝鮮人はひどい目にあった。男は兵士にされるか働かされ、女は犯された」的な話をよく聞きました。
そこへ持ってきての今回の慰安婦騒動です。
親しい友人である在日韓国人たちの勤勉さ、内省的な態度>平均的な日本人以上に勤勉・内省的にならざるをえなかった彼らの日常>もし自分が彼らの立場だったら・・・と私の思いは展開し、慰安婦問題についても、もし私が強制的に慰安婦として働かなければならなかったらその苦悩はいかばかりか・・・、逆に2次大戦時の一兵卒であったなら、自分にとって完全によそ者であり、自分より劣ると見なされていた朝鮮の女性に紳士的であれたか(いやきっとかなりな狼藉をはたらいただろう)、というところから、”慰安婦支持派”というスタンスにいたったのです。ちなみにいかなる支援団体にも属していません。
意に染まない性行為を強要され、こんな平和な時代に、もういつ死ぬか、という年齢にいたってもその苦悩から逃れられない人が、「もしそれを強要した人の子孫でもいい、謝ってくれれば、そして幾ばくかの補償をしてくれれば救われる」、と考えるなら私でよければいくらでも謝るし、私財を補償に充てる気持ちもあります。
で、元慰安婦を支援する代表者とも言うべき人が今をときめく右翼代表(笑)の小林氏から告訴され、この掲示板で経過報告をするらしい。これはぜひ読まなくては!とすべての投稿を追ってきたのですが、上杉さんの態度は一貫して「慰安婦に共感する」というものではなく、さらには時と状況さえ同じならば自分も慰安婦の徴用に荷担したかも知れないという反省すら感じられないものでした。

というのが前回投稿した内容の真意です。悟のぱぱさん・スグルさんは慰安婦をさらに傷つけたり、嘲笑するような態度は一切とっていない。なのに上杉さんは悟のぱぱさんらをあからさまに被洗脳者とレッテル付け、愚弄しています。そして吉田証言などから「加害者である日本国民が事実を明らかにしなくては」といいながら、その日本国民の一員であり自分も容易に加害者になりえたという自覚が伝わってこないのです。なんだか言いたいことがうまく表現できませんが、「自分だけを正義の高みにおいている胡散臭い人」といえばいいでしょうか。
“代表者がこれでは、あまたある支持団体も内情はわかったものではない。”
これが今の偽らざる心境です。
悟のぱぱさんは、”日本国による強制のありやなしや”で「ない」とおっしゃっているけど、慰安婦の心情については深く察していらっしゃる(と思える)し、「広義の強制連行」は「国による強制」の後にさらに明らかにすべきことと位置づけておられます。
これが自由主義史観の考え方であるなら、私も”慰安婦支持派”などという造語でなしに”自由主義史観”の者です、と表明した方が正しいと思います。だから、まるで上杉陣営であるかのような表題を付けて上杉さんを糾弾する投稿をしたのは、悟のぱぱさんが言う「誰からも批判されない」立場から味方に弓を射るような行為ではなかったかと恥ずかしく思っています。

長い、くずエッセイみたいになってすみません。
前回の投稿はかなり背伸びして書いたので。これが本心であり、表現能力の限界です。


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