脱ゴーマニズム宣言裁判を楽しむ会議室
1998/04/06(08:28) from 130.158.104.180
作成者 :あれく(QYZ04726@niftyserve.or.jp)
Re: 訴えか証言か?
こんにちわ佐々木さん。あれくです。

> 元「慰安婦」の方々の「訴え」は真摯に受け止めるべきですが、それは「訴え」の内容を真摯に検証し、真実を究明すべきということだと思います。「訴え」は検証されるべきものであってそれ自体が「証拠」となり得るものではないと思います。だから

もちろんですね。どんな証言も検証にあたってそれが鵜呑みにされる事はありません。証言にはその人の記憶によりますが、誇張、勘違いが含みやすく50年前のものだとなおさらでしょう。「従軍慰安婦をめぐる30のウソと真実」と言う本に吉見氏は次のように書かれています(p73)。

−−−引用開始−−−

確かに、元慰安婦の証言では、話すたびに証言が変わることがよくある。また、記憶があいまいな部分も少なくない。だからといって、全く信用できないというのは、おかしい。
記録を残すことができなかった差別された人々や、少数者民衆の歴史は、ヒアリングによらなければ描けないことが多いからである。

大事なことは、証言者の信用できる部分と、信用できない部分を区別し、信用できる部分を積み上げて事実を追っていくことだ。

(中略)

信用できる部分とそうでない部分を区別し、他の資料がある場合、それとつきあわせる。
ありえない部分は落とすことになる。また、意図的にウソをついている場合は、なぜそのようなウソになるのかを考える。これは真実に迫る手がかりになる場合がある。

−−−引用終了−−−

私はこの意見に全面的に賛成いたします。決して従軍慰安婦の研究が、証言を鵜呑みにしたものではない事が分かると思います。

また、第3者の証言も同様ですよね。そのまま採用するのは危険だと思います。そうして洗練された事実は証拠として十分なものであると思います。しかしまだまだ万人に納得してもらうだけの成果は無いと言うのが実状でしょう。それでも少しずつ研究は進んでいるようです。


ではでは


前の発言へ 次の発言へ List Index