脱ゴーマニズム宣言裁判を楽しむ会議室
1998/04/05(01:57) from 202.211.65.83
作成者 :悟のぱぱ(ymaeda@ps.inforyoma.or.jp)
Re:吉田証言について
あれくさん、こんにちは。

>なかなか長くなってきたので重要と思われる点だけをあげます。
>改行位置も変更しています。不足だと思われたら遠慮無く申し出てください。

いや、私もそうしてますんで...(^^;
全然問題ないっす。あれくさんも問題があればおっしゃってください。

>いえ、決定証拠にはなりません。ただ、吉田証言が何らかの事実を含む「可能性が残される」だけです。これは私の考え方なので上杉氏とは違うかもしれませんが。秦教授の調査はそれに矛盾していますが、その調査が完璧であったかは疑問が残ります。ですので、現時点としてはかなり苦しいと認めざるを言わざるを得ませんが、考察の余地は残ってると考えています。(私も直接吉田氏とお話したわけではないので手応えが全く分からないですから)

可能性が残されるというのは、本人がまだ「全部がデッチアゲだった」と明言していないという点、そして、秦教授の調査が完璧ではなかったかもしれないという2点ですね。
上杉さんはたぶん、このような消極的な可能性に基づいて、「根拠がある」と言ったのではないと思いますが...。まあ、一般的にこれでは根拠とはいわんし。(早く返事くれんかなー上杉さん。それだけで終わる話なのになー)

>>うーん、これもどうでしょう?秦教授の調査結果では「その日時にそれが起こっていない」ではなく、「そのようなことはここではなかった」というものですからね。吉田氏の発言は場所をぼかすためでなくては、秦教授に対する反論にはなり得ない。
>これも同様に秦教授の調査に何らかの問題があったらの場合です。もう少し調べる必要があると思います。

というか、論理的に言って、
A:「調査の結果、ここではこんなことはなかった!」
B:「まあ、ちょっと人に迷惑かけるから誤魔化してるんよ」
この場合、Bは「日時」ではなく「場所」を誤魔化していると判断するのが普通ではないかというのが私の主張です。つまり、「ホントは場所が違うんだよ」とBは言っていると言いたいわけです。ちょっとわかりにくかったですね。すいません。

>それはイデオロギーそのものだからです(^^;)。イデオロギーと言うのは「(1)人間の行動の基本となる、根本的なものの考え。観念形態。(2)政治、社会に関する基本的な考え。思想傾向。(国語大辞典(新装版)小学館)」とあります。国際信用の回復を図るのは常識、と言うのは悟のぱぱさんの「政治、社会に関する基本的な考え」であろうと思います。国家概念を持ち出した時点でイデオロギーなんです。歴史研究になじまない、と思います。

>それを考える事がいけないという訳ではありません。ただ、それは政治の話ですから、歴史の話とごっちゃにしてほしくないな〜と言うだけです。

えーと、問題は、歴史的事実だけでしょうか?
日本という国が謝罪するかしないか、という点までがここでの議論の範疇だと思っていました。つまり、政治までを含めた議論だと。上杉さんもその旨の投稿をされるという事ですし。
そもそも、これだけこの問題が紛糾しているのは、当時者がまだ生きておられて、現実に謝罪、賠償、という問題に発展しているからであって、それを、歴史の視点のみからとらえるためだけに議論しようとは私は全く思っておりません。それではあまりにも当事者感覚が欠如してはいないでしょうか?謝罪するとなれば、謝るのは日本であり、日本人ですよ。その自覚はありますか?
こばさんの発言をお読みになってください。自分の事としてとらえるという感覚抜きには、この問題は語れないのではないでしょうか?少なくとも、上杉さん以下、運動に関わっている人、それから、ここで議論をしている人全員が、当事者であるという自覚があると私は思っていました。「当事者」ならば、もっとも「破廉恥な強制連行の証言」のことをどうでもよいとは思わないはずです。

確認したいのですが、あなたは、歴史的事実を知りたいだけなのでしょうか?
もし、強制連行が事実としたら、日本は断固謝罪をするべきですよね。国家財政が今以上に大赤字になっても国家賠償もしなくてはいけない。それはあなたとは関係ない事でしょうか?
もし、強制連行が事実でないとしたら、「日本はそんなことしてなかったよ!」と世界に宣言することをどうでもよいと思っているのでしょうか?

あれくさん、今回のレスは私としては正直ちょっとショックです。私の誤解ならその方がよいので、私の誤解を訂正してください。

以降、多少、本論から離れ、歴史観論になる感もありますので、あなたの御意見を興味深く拝聴させていただきました、という所で、お返事は割愛させていただきます。すみません。
あまり私自身、なんとか史観にこだわっているつもりもないのですが、どこか自分の「主観」に近い史観を選択すれば、自由主義史観かなとは言えますね。
あと司馬史観は私も好きです。そうだなー、こっちの方が私の「主観」に近いかもしれない


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