脱ゴーマニズム宣言裁判を楽しむ会議室
1998/04/04(17:05) from 130.158.104.180
作成者 : あれく(QYZ04726@niftyserve.or.jp)
スグルさんへお返事
こんにちわスグルさん。はじめまして、あれくと申します。
以後お見知りおきを。

以下では引用に当たって改行しています。


>こんにちは。スグルです。六田さん、「慰安婦」制度といわれてますが、慰安婦に制度なんてありませんよ。日本軍が慰安婦を奴隷的に拘束し、制度化したという確証はどこにも無いんです。

制度と言って良いのかどうかは分かりませんが、白馬事件についてはご存知でしょうか?ジャワ島でオランダ人女性達を抑留し慰安所で売春を強要した事件で、戦後裁判によって関係者は処罰されています。また、戦中そのような事が分かっていたにも関わらず、軍は関係者の処罰をしていなかったと思います。これは慰安婦を奴隷的に拘束した確証になりませんか?

あるいは日本軍は「朝鮮半島」で奴隷的に拘束した事はないと言うのが正しいと思うのですが?


>まず「慰安婦問題」とはそもそも「吉田清治氏の証言を根拠とした『軍の命令による強制連行』」が論点であった、という事なのです。訴えていた慰安婦の人達は当初から信憑性の全く無い証言しかできませんでした。それを裏付ける「切り札」として吉田清治氏の証言は常に採用されて来たのです。当時の慰安婦本を見ればほとんど全てに吉田証言が、強制連行を裏付ける「根拠・切り札」として採用されています。しかも厄介なことに、国連の報告書や韓国の公式見解には未だに吉田証言が堂々と使用されている状態なのです。「人狩り的強制連行」の唯一の「根拠」であったという事実は決して無視する事はできません。
>「人狩り説」を証言した吉田清治氏はまさに慰安婦運動の立役者であったのです。

当初、従軍慰安婦問題における証拠は吉田証言しかなく、当時の本は当然そうなるでしょう。現在は証言を含む多くの証拠が集まっていますから、多角的に見る事も可能かと思います。「当時」切り札であったからと言って現在も「切り札」なのでしょうか?もしそうだとすると私は反対ですが。私の見解は悟のぱぱさんとのお話にありましたとおり、吉田証言は証拠としては使えないが、まだ議論の余地はあると言うものです。

吉田証言が慰安婦運動の立役者になったと言うのは認めるところですが、それは「慰安婦運動の歴史」の問題であり、興味はありません。私の知りたいのは当時、強制連行があったのかどうかだけです。吉田証言に縛られるつもりはありません。以下の文章から察しますに、スグルさんは吉田証言の信憑性よりも吉田証言を使った上杉氏の悪辣なデマゴギー(?)について述べておられる気がいたします。

それはそれでスグルさんには興味ある事なのかも知れませんが私にはありません。


>あれくさん、それでは「吉田証言がウソだという証拠も無い」と言っているのと同じですよ。事はアジアを巻き込んだ国際問題に発展しています。前述しましたが、韓国の公式見解には吉田証言が未だに採用され、あくまで強制連行を問題にしているのです。吉田氏は問題を焚きつけた張本人です。「言いっぱなしでおしまい」は許されません。僕は上杉氏の論を何度も見ましたが、よく読んでみればいつも肝心な部分がウヤムヤのうちにケムに巻かれているのです。
>上杉氏は平和資料館のHPでこう言っています。

そうですよ。そう言っているのです。以下国際問題とか韓国の公式見解とか続きますが、それは政治的な問題です。純粋に従軍慰安婦の歴史的な見地からすると関係ないし、今、私はその歴史的視点でお話しています。問題を焚き付けて、言いっぱなしで許せないお怒りは分からないでもないですが、私は吉田氏の代弁者ではないのでそれに対する反論は良く分かりません。

ただ、吉田氏が「自分は強制連行した」と言う事は自分が犯罪者である事を高らかに宣言するものです。また自分だけなら良い、当時済州島で働いた人たちも巻き込む事になります。その辺が吉田氏を沈黙に追いやったのではないかと思われますが、私は吉田氏でない以上これは憶測です。それ以上の議論は出来ないのではないか?と思います。

まあ、事実解明を急ぎ、誤解の部分は誤解として解く事に異議を唱えるものではありません。なるべく正確な結論を出し、誤解の部分は解かなくてはいけないでしょう。ただ、スグルさんは吉田証言を完全なウソと決め付けておられるようですが、私はまだで、その背景にある真実に興味があります。その解明が先だと思っています。


>何より上杉氏が「根拠のない嘘とは言えない」と言うのなら、それを証明する根拠(つまり「立証」できる他の証言・書評)を提示していただきたいのです。
>僕らが追及しているのはまさにこの点なのです。

私の見解は悟のぱぱさんとの中で少し触れました。しかし、それは私の見解であり、上杉氏の見解とは何らかの差違があるかもしれません。ですので、それについては上杉氏ご本人にお願いします。私は彼の代理人ではないのですから。


>この記述から察するにおそらく「強制連行アリ派」関連の論文を見ているのだと思います。僕にはこの意味がイマイチよくわかりません。何も不自然な事はありませんよ。「済州島だけゼロ」というのは、済州島では「人狩り的強制連行」は無かった、ということではないのでしょうか。論点はあくまで「軍命令による強制連行の有無」なのですから。

ええと、ちょっとうろ覚えなんですが、たしか、秦教授のお話は済州島だけ従軍慰安婦の徴集ゼロと言うのは強制でないのを含めて「徴集」した人数だったと思いますが。つまり済州島からは誰一人として慰安婦を出していないと言う主張だったと思います。つまり強制連行はおろか慰安婦の一人も出していませんよ。(韓国全体で5、6万人が徴集されているのに!)ということです。もっとも、実際にそうだったのかも知れません。一つの可能性としてお考えください。確証にはなり得ません。

ちなみに出典は上杉さんの文章です(^^;)。


ではでは


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