脱ゴーマニズム宣言裁判を楽しむ会議室 |
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1998/04/17(01:48) from 143.90.207.227 |
作成者 :スグル(series@anet.ne.jp) |
この供述も証拠にはならないのでは・・・。 |
どうも、スグルです。横ヤリになってしまいますが、あれくさんから前に疑問をなげられて、僕は返事をしていませんでしたので、それを含めて投稿します。 スマラン事件についてですが、確かにこの事件はオランダ人女性に多大な迷惑をかけた痛ましい事件です。しかしこの事件を日本軍による強制連行説の根拠にするのはムリがあるのではないでしょうか。悟のぱぱさんが >統制違反は犯罪として罰せられてますよね。良く引き合いに出されるスマラン事件の関係者も当然罰せられているし、慰安所は軍の命令で閉鎖されている。これは、むしろ、軍が終戦間際になっても強制連行を容認などしていなかったという事を示すものではないでしょうか? と言っているように、この事件は軍規に違反した個人による犯罪だったという考えが自然でしょう。この事件で重要なのは、日本軍が「『女性が自発的に働くという条件が満たされていない』として2ヶ月足らずで閉鎖した事」です。 軍が『女性が自発的に働くという条件が満たされていない』ために閉鎖したという以上、軍は強制売春を禁じていたわけで、この事件を根拠にして「軍命令による強制連行」を考えるのはムリがあるように思います。 このような事例は似たようなものが他にも出ていて、こういった事件は掘り起こせば掘り起こすほど「強制連行アリ派」の人達は自分で自分の首を絞める事になってしまうのでは…と思うのですが。一見みてみると「日本軍はひどい事をしていたんだな」となりますが、実際には「事件は発覚すれば裁かれていた」という事が浮き彫りになってきますから。 >ただ、「供述を強要する圧力が明確に存在していた」と異議を唱えるなら、それなりの根拠が必要ではないでしょうか?と言う事です。特に矛盾や明らかな嘘が無<い限り証言は証拠として有効だと思っています。 まず何年もの拘禁状態で書かされた供述書だということを思い出して欲しいのです。長期拘束された末に引き出された供述は証拠にはなり得ません。「世界」を見てみると、供述した兵士はどうやら全員他界されているようですね。となると本人から事情を聞く事も出来ないし、裁判で使うのも非常に難しいのではないでしょうか。(それよりも「拘禁状態」という時点で却下されると思うのですが…。) よしりんが指摘している事なんですが、「強制連行アリ派」の人達は何かにつけ「新資料発見!」と言っては違う資料持ってきますが、中国の戦犯管理所からの調書は今までにも似たようなものが出ていて、例えば朝ナマで「強姦所」なる資料が提示されましたが、あれから1年が経過しましたが、以来ぱったりと見かけなくなり、話題から消えました。(結局視聴者には「人狩り」の印象が残っただけでした。) |
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