脱ゴーマニズム宣言裁判を楽しむ会議室 |
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1998/04/25(09:29) from 202.235.204.41 |
作成者 :小松敏郎(PXB11436@niftyserve.or.jp) |
軍は文書で証拠を残さない |
はじめまして、神戸に住む小松敏郎といいます。 今、飛礫(つぶて、発行は神戸のつぶて書房、大阪だと旭屋書店本店2階などで発売中)という雑誌の1998年春号を読んでいます。 朝鮮戦争が特集です。そこでの記事によると、朝鮮戦争が勃発した時に、GHQは全日本海員組合を呼び出し、 「朝鮮、台湾方面に就航する船舶について、スト、サボタージュ、妨害等運送任務を阻害し作戦に支障を来すごとき行為は一切禁止し、違反者は厳重に処分する」 旨の口頭命令を下した。組合が、文書で命令を出さないのかと質問したが、文書にすることをGHQは拒否した。 軍は、のちのちに残ると不都合なことは洋の東西を問わず、文書に残すような馬鹿なことをしないのである。軍は、その軍事力だけで強制力を持っているので、文書にする必要もないとも言える。 国際法とかに無学な小松敏郎としては正直いって高尚すぎて議論についていけない面もあるのだが、第三者の高みからの論じるより自分が兵士として戦場に借り出されたとして、慰安所を利用するか否か、そもそも戦争に参加するのかの視点がほしいように思う。第三者の立場にいるかぎり、議論のための議論、つまりただの水掛け論に終始するしかないように思う。 おまえはどうかと言われたら、矯正視力が0.5未満の小松敏郎は、まず徴兵されることはないし、徴兵されるようだと、その軍隊は、その戦争で負けていることを公言しているようなものである。負け戦でむざむざ死ぬなら「脱走兵」になろう。憲兵に射殺されることになるだろうが。 現在の平時の倫理感で戦時を裁くなという、よしりんの主張は真っ当であるが、そこから、倫理感を無に期してしまう戦争を断罪するように持っていけないところに、よしりんの思考の限界があるように思う。 イタリアの対ファシズム戦勝記念日(祝日)に るなーる/小松敏郎 おまけ.この会議室はネットスケープのデフォルトの設定では字がとても小さくて読みにくいことこの上ないです。 |
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