脱ゴーマニズム宣言裁判を楽しむ会議室
1998/05/27(10:08) from Anonymous Host
作成者:影男(PXD02334@niftyserve.or.jp)
Re: 初投稿!
ルパン4世さん、初めまして。影男です。

私も掲示板に自分の発言をアップするのは2度目です。初心者同士、今後とも宜しくお願いします。

さて、私とルパン4世さんは掲示板を利用する経験も、従軍慰安婦に関する知識も似ているようですが、私は現在のところ強制連行ナシ派に属しています。
その判断の拠り所ですが、普通の社会人13年生のサラリーマン(技術者です)の常識で考えても強制連行アリ派の主張には無理があるのですよ。

例えば決定的な証拠書類が見つからない件ですが、以前に高木氏(アリ派)と藤岡氏(ナシ派)が何かの番組で従軍慰安婦について討論している中で、高木氏が証拠書類が見つからない理由として“命令を口頭伝達で伝えるのですよ”と主張しているのを聞いて“あ、この人は組織で仕事をした経験が無いな”との感想を持ちました。
その時は藤岡氏に“何十万人も口頭で動かすんですか?常識で考えてくださいよ”と突っ込まれていましたが、私のサラリーマンとしての常識も、ほんの一例をあげれば5万円以上の機材を購入しようとしたときに以下のように発揮されます。

1:物品購入申請書を書く。
2:複数の業者から見積もりを取る。
3:所属部署の上司に許可(サイン)をもらう。
4:購買部に物品購入申請書と見積もりを送る。
5:購買部が業者に発注する。
6:機材が納品されると、受領書を業者に送る。
7:所定の性能を発揮することを確かめて検収書を経理部に送る。
8:経理部が業者にお金を支払う。
9:業者から領収書が送られてくる。

洋の東西や組織の種類を問わず、ある程度の規模の組織に所属している人間が物を買うときは、だいたいこんなふうに大量の証拠書類が残るのが常識でしょう?
そしてこのルールを全社員に徹底するために、文章で規則として各人に配布されるのも常識ですよね。

長々と書きましたが、軍の方針として強制連行を行ったのであれば、例えば“兵士100人あたり1人の慰安婦を連行すること”とか“慰安婦には1年に1枚の布団と着物を支給すること”などのルールを決めた書類を現地部隊に配布しなければなりません。もちろん、着物の申請書や受領書も必要でしょうね。そのような証拠書類がそれこそ1枚も残っていないのは、どう考えても不自然ですしその理由が“口頭伝達”では説得力がないですね。

引用開始
どこかおかしい、大きな嘘がある、と心の底では感じていても、学説等は、表面上はよく取り繕われていて、平均的知力くらいでは到底覆せない。
引用終了

先入観(どこかおかしい、大きな嘘がある、と心の底では感じていること)をなくして、平均的知力で普通に考えれば十分なのではないでしょうか?

引用開始
しかし、文章って書くの大変ですねえ。こんだけ書くのに2時間もかかってしまいましたよ。
引用終了

まったく同感です。
私も自分の文章を読みなおしてみたのですが、伝えたいことを簡潔に表現することは難しいですね。もし不適切な表現などがありましたらご指導下さるよう御願いします。


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