To:Merkatz・サンドウィッチ・惰夫こと雲如さんたち
投稿番号:12566 (2000/08/30 01:58)
投稿者:則巻 おかき(こけ〜こ・こっこ国際法! )
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内容
>ニ.すごいんです731部隊の悪行!ぜひ悪魔の飽食を読んでください!
惰夫こと雲如さんがこう記していることは、僕は一言も言っていませんたんに僕が
<すごいんです>と言っていると主観で解釈されただけでしょう。
それとサンドウィッチさんが細菌戦被害者の起こした訴訟(おそらく原告敗訴するでしょう)
について、政治的プロパガンダと言ってみたり、
Merkatzさんがプロパガンダと言ってみたりしてますが、国際法にプロパガンダと言うタームははありません。
細菌戦被害者は法的には単に負けるだけでしょう。法的に負けたからといって名誉毀損なわけじゃない。被害事実はあるのはサンドウィッチさん達も認めるところでしょう。
歴史ボードはレベルが高い掲示板だから一度は除いてみろと言うことは前にも言われたことがあります。だから化学兵器や731の話をされる方は『悪魔の飽食』ぐらい読んだことぐらい子とあるだろうと思っていました。
僕も小6ぐらいにはじめて読みました。でももっと前から発刊されていて、それまでは731部隊のことはこれが発売されるまで東京裁判に詳しい国際法を志すものや、731の残党がいる製薬業界・医学界の者ぐらいしか知りませんでした。
2ちゃんねるでも中国・歴史・国際情勢・政治思想板に何度もそういうスレッドが上がっていましたがそのときも、悪魔の飽食読むのは当然としてまだ731問題研究の初期の作品だから事実調べが甘い、歴史学者の作品が1990年代でも結構出ているそんな結論になってます。
だから『遺棄化学兵器のあるところに必ずどこでも人体実験をした骨が出てくるの?』とか、
『中国内の細菌兵器実戦使用地域でもマルタは見つかるの?』と真剣に聞いてきている惰夫こと雲如さんやMerkatzさんにはちょっと驚きです。
化学兵器の作戦使用地域は主として中国内であり、研究所は満州の他は日本の瀬戸内を中心とする太平洋ベルト地帯と東京にある医大などでした。
そしてマルタの調達は拉致をし、研究所に連れてきて人体実験をするという手法。
従って、満州の研究所から近い、ハルピンなどで中国人を拉致する。だから作戦地域でマルタ自体は出てこない。細菌戦被害者は出てきても。それを知らず、『作戦地域など中国の各地でマルタが出てくるの?』ときかれるとちょっと困りますね。
例えば死刑廃止論議を語るとき法学を志すものはまず、刑法の大家の団藤重光の書いた
<死刑廃止論>を読みます。今や古い本です。日本の外交姿勢の弱さを語るとき『NO!と言えない日本』とか読んだりする方も多いでしょう。だからそういった本はこの化学兵器や731を語るときの結論ではないですが契機であり必需品かと。
そう思ったので最初引用した731部隊・化学兵器の本はあえて最近の本だけにしておき、悪魔の飽食はいまさらとおもってやめておいたのです。
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