731部隊についての論議、興味深く読ませて頂きます。
詳細は知りませんが、基本的に「武装解除によって、全ての(旧日本軍の)武器の所有権が中国に移った以上、その後の処理責任は中国にある」と言う意見に賛成ですので、どちらかと言うと則巻さんとは意見を異にしています。
> 中国側が遺棄化学兵器を埋めたというのは特定の都市、場所で発見された遺棄兵器を単に処理しただけの話でしょう。例えば日本で仮にアメリカの原子爆弾の不発弾が発見され処理法がわからないから日本側が埋めてしまったとしても遺棄したのが日本国になるわけじゃありません。
この場合でも、結局のところ処理責任は日本にあるんじゃないですか?
あと、国交回復に伴う「請求権の放棄」と言う枠に、今回の遺棄兵器も含まれないのでしょうか?(あくまで人道的配慮と言うことであれば、もうちょっと中国側の誠実な対応があってもいいと思うのですが、あの毎度おなじみの“高所から見下ろす”ような態度からは、どうも政治的な意図しか伺えません。そうなれば「請求権の放棄」を盾に責任回避するのも「アリ」なのではないでしょうか?)
余談ですが、以前産経新聞で「日本が最新の化学防護服を、中国へ無料提供」と言う記事を読んだ記憶があります。そしてその記事の最後には「『カネを出せば、あとは自分(中国)たちで処理をする』とあからさまにカネを要求する中国を警戒する必要がある」みたいな文章で締めくくっていましたが、このような記事から察するに、やはり「過去の犯罪を隠したいがために、日本が躍起になって独自の処理を求めている」と言うのは、いささか眉ツバのような気がします。
素人の立場から意見を書かせて頂きました。
以上です。