昨日、神田の書店を巡って、日本の中国における化学戦に関する書籍を一応見て（立ち読み）きました（その中にはＰ氏が言及していた神田の三省堂書店も含まれます）。それをまとめると以下のようなものです。
中国で化学兵器を担当していたのは関東軍化学部（通称５１６部隊）であり、７３１部隊とは交流があったが別部隊であった。しかし、化学兵器の人体実験の際には７３１部隊へ出張して協力を仰いでいた。（ここまで要約）
ここからが問題ですが、一応７３１部隊にも申し訳程度に毒ガス実験室というものがあったということからも考えると、毒ガスの人体実験も７３１部隊で行っていた蓋然性は高いと思われますので、人骨が平房の周辺にあってもおかしくはないような気はしますが、その可能性はあるのでしょうか。
個人的には、多分人骨は出ないでしょうし、今月には、北安というところで遺棄化学兵器の発掘回収作業が始まるでしょうから、その作業形態で、本当に日本が「発掘された人骨」を隠しおおせるか明らかになるでしょうと思っていますが。