リンク集
カンボジア大虐殺否定問題
「本多勝一論 」
http://www3.ocn.ne.jp/~pwaaidgp/honda.html
ここに収録されている手記「『カンボジア大虐殺』は、“まぼろし”?」は、“カンボジア大虐殺追及の立役者”を自認する本多勝一記者が実は『潮』1975年10月号収録の
「カンボジア革命の一側面」
と題する記事で「大虐殺など全くウソだった」と断言していた、しかも件の記事を収録した『貧困なる精神4集』を第9刷増刷時(1990年)に密かに書き換え虐殺否定発言を削除していた、というビックリ仰天の報告です。【手記筆者独白:今読み直すと、笑止な誤訳があって赤面します。時間を見つけて書き直したい…。】
「カンボジア革命の一側面」書き換え比較表
上記の書き換えの詳細な比較対照表。『貧困なる精神4集』の目次を含む。
「永井清陽vs.本多勝一:1975年のカンボジア難民記事比較対照表」
ほぼ同じ時期にサイゴンでカンボジア難民を取材した二人の記者の記事の比較。
[aml 9941] 「本多勝一ファンもアンチ本多派も必見!:「カンボジア大虐殺」は、“まぼろし”?!」
http://www.jca.ax.apc.org/aml/9811/9941.html
上記の問題をAlternative Mailing List に報告した投稿記事。
[aml 10358] 「本多勝一ファン必見!--『公開質問状』発送3周年記念」
http://www.jca.ax.apc.org/aml/9812/10358.html
上記の追加報告。本多氏と西村医師のやりとり(というより、激闘?)の紹介を含む。
「和多田進氏との往復書簡録」
クメール=ルージュによる大量殺戮は「全くウソだった」と記した本多氏の
「カンボジア革命の一側面」
(『貧困なる精神・第4集』(すずさわ書店1976年初刷発行)収録)が1990年発行の第9刷に至って突然書き換えられ、「事実そのものが全くわからず、軽々に論じられない。」云々という文面にすりかえられていることに関し、すずさわ書店前代表(『週刊金曜日』初代編集長)和多田進氏に見解を問いただしたやりとりの記録。
[aml 10256] 「『金曜日』初代編集長に質問状を出しました」
http://www.jca.ax.apc.org/aml/9811/10256.html
[aml 10257] 「『金曜日』初代編集長からご返事をいただきました」
http://www.jca.ax.apc.org/aml/9811/10257.html
[aml 12115] 「1975年の本多勝一氏のカンボジア関連記事」
http://www.jca.ax.apc.org/aml/9905/12115.html
「カンボジア革命の一側面」
に先立つ『潮』1975年7月号掲載の
「欧米人記者のアジアを見る眼」
で、本多記者がさらに熱烈なクメール=ルージュ支持・虐殺否定の論陣を張っていた事実を山下真氏が探りあて、爆弾発表したもの。
"Cambodian Genocide Proram"
http://www.yale.edu/cgp/
エール大学にサイトを措く、カンボジア虐殺関連のデータベース。(収録資料は主にカンボジア語と英語のもの。)
「キリング・フィールド」
http://www.asahi-net.or.jp/~FU8H-MYI/Cinemas/110511.html
言わずと知れた、カンボジア大虐殺の映画化作品(1980年)。主人公は『ニューヨークタイムズ』プノンペン駐在記者シドニー・シャンバーグ(のちにピュリツァー賞を受賞)とそのカンボジア人助手ディット・プラン。シャンバーグ記者は、プノンペン陥落時にプランを何とかして一緒に国外脱出させようと必死になって奔走するがもう一歩で失敗し、痛恨の思いを胸に一人アメリカに戻るはめになる。その後は「入国の出来ないカンボジアにいろいろ手を回して」プランを探し、ついに数年後にタイの難民キャンプで奇蹟と感激の再会を果たしたという人物です。
そのシャンバーグ記者がクメール=ルージュの異常性をプノンペン陥落直後にいちはやく報じたルポ
「プノンペンの2週間--陥落から脱出まで」
を、本多氏はクメール=ルージュ支持の立場から「アジア人の生活も心も全く理解できない欧米人記者」云々(『潮』1975年7月号
「欧米人記者のアジアを見る眼」
)として罵倒している。クメール=ルージュの虐殺が否定できなくなってからは、親ベトナムの立場から「【クメール=ルージュの実態は】とてもあんな甘いものではない」「政治的な詐術映画」「差別映画」「冷淡な差別主義」「シャンバーグ仏の頭にはもともとカンボジア人などなかったのだが、たまたま「恩」ができたのでプランだけを拾った」(
「無知な人々だけが感激する『キリング・フィールド』」
)とこれまた口を極めて攻撃。
一方、朝日新聞きってのカンボジア専門家でプノンペン特派員経験(1970〜1972年)もある井川一久氏は、同じ体験を共有したものとしてシャンバーグに共感の思いを綴り、大虐殺生き残りのカンボジア難民達がこぞって『キリング・フィールド』を推奨していると伝えています(
「米映画『キリング・フィールド』」
)。
「井川一久氏との往復書簡録」
クメール=ルージュによる大量殺戮をめぐる1970〜1980年代の日本論壇の迷走ぶりを、元朝日新聞編集委員・井川氏が証言。(なお、以下はメールリストへの投稿の過去ログのため、若干読みづらいところがあります。
ここ
をクリックすると、より読みやすい形に整形されたものが読めます--誤字も訂正済み。)
[aml 11721] 「井川一久氏の書簡録公開にあたって 」
http://www.jca.ax.apc.org/aml/9904/11721.html
[aml 11722] 「井川一久氏への質問状(1998年春)」
http://www.jca.ax.apc.org/aml/9904/11722.html
[aml 11723] 「井川一久氏からの回答(1998年5月20日)」
http://www.jca.ax.apc.org/aml/9904/11723.html
[aml 11724] 「井川一久氏への書簡回覧許可要請(1998年6月8日)」
http://www.jca.ax.apc.org/aml/9904/11724.html
[aml 11725] 「井川一久氏からの回答(1998年6月22日)」
http://www.jca.ax.apc.org/aml/9904/11725.html
[aml 11726] 「井川一久氏への書簡公開許可要請(1999年2月5日)」
http://www.jca.ax.apc.org/aml/9904/11726.html
[aml 11727] 「井川一久氏からの回答(1999年3月15日)」
http://www.jca.ax.apc.org/aml/9904/11727.html
[aml 11728] 「井川一久氏からの訂正要請・補足(1999年3月21日)」
http://www.jca.ax.apc.org/aml/9904/11728.html
「井川一久氏への質問」
AML等で活躍する資料調査の鬼・山下真氏が、本多勝一氏に対する評価なども含めてビシビシ突っ込む。
[aml 12130] 「…質問1:人名関連」
http://www.jca.ax.apc.org/aml/9905/12130.html
[aml 12188] 「…質問2:共同通信石山氏について」
http://www.jca.ax.apc.org/aml/9905/12188.html
[aml12190] 「…質問3:『カンボジアはどうなっているのか』関連」
http://www.jca.ax.apc.org/aml/9905/12190.html
[aml12200] 「…質問4:イエン・サリ」
http://www.jca.ax.apc.org/aml/9905/12200.html
[aml12201] 「…質問5:カンボジアへの入国申請」
http://www.jca.ax.apc.org/aml/9905/12201.html
[aml12214] 「…質問6:79年ごろの共同通信電」
http://www.jca.ax.apc.org/aml/9905/12214.html
[aml12287] 「…質問7:馬淵氏および和田氏関連」
http://www.jca.ax.apc.org/aml/9905/12287.html
[aml12352] 「…質問8:75年の本多氏の文章(完結)」
http://www.jca.ax.apc.org/aml/9905/12352.html
渡辺武達氏の『第三文明』における「歴史修正主義批判」と過去のカンボジア問題での発言
同志社大学で教鞭を執っている渡辺武達氏の歴史認識について。
「歴史修正主義と戦う」渡辺教授の人生
http://asyura.com/bd19992/msg/894.html
『第三文明』1999年8月号 対談:国家の歴史は「修正」できない
http://asyura.com/bd19992/msg/895.html
渡辺武達 カンボジア──大虐殺は事実か 『朝日新聞』八○年三月二二日
http://asyura.com/bd19992/msg/896.html
井川一久 「大虐殺は事実か」は事実か?
http://asyura.com/bd19992/msg/897.html
『ナチ〈ガス室〉の否定と歴史修正主義の虚妄』
http://www1.doshisha.ac.jp/~twatanab/watanabe/sonota/daisan9.html
「問答有用」掲示板
http://bbs2.otd.co.jp/mondou/bbs_index
本多氏の「書き換え」是非をめぐって論戦が交されています。(2000年3月16日の投稿462番〜。)書き換えを「良心的」と称える人までいて、それはそれで「いろんな人がいるもんだな〜」と感心させられます。
Gaou のページ
http://www.sfc.keio.ac.jp/~t98901ka/
論争 -vs 明山智隆氏 (本多勝一、論理)
http://www.sfc.keio.ac.jp/~t98901ka/giron/giron00/akiyama.html
上の「問答有用」掲示板から、Gaou氏が書き換え事件に関する自分の関連投稿を抜粋して再収録しています。何とかして本多氏を弁護しようと懸命に立論を試みておられるのがけなげです。ただし、「vs 明山智隆氏」と銘打っているにも関わらず、どういうわけか相手の明山氏の投稿は収録されていません。(Gaou氏の投稿の中で、部分的に抜粋されているのみです。)読者としては『殺す側の論理』の本多/ベンダサン論争のように双方を全文掲載していただいた方が便利なのですが。この点について明山氏に事情をうかがったところ、“元来、引用の方法はそれぞれの自由なので、「論争相手である自分の発言を全文投稿順に掲載しないのは、Gaou氏が負けを認めた証拠だ」などという本多勝一記者のような主張はしません。”としてGaou氏の姿勢に理解を示す、「太っ腹」な御返事がいただけました。
Takaoku1420「『カンボジア大虐殺〜』タネあかし」
http://www1.odn.ne.jp/kumasanhouse/movement/sinbun_yomitai/peten01.html
“本多氏が否定した「共産主義者による大虐殺」は、「カンボジア大虐殺」とはことなる”、“1975年夏にはまだ「カンボジア大虐殺」ははじまっていなかった”などという独創的な説を主張しておられます。このTakaoku説の真偽は、次のページで御確かめください。
[aml 11722] 「井川一久氏への質問状(1998年春)」
http://www.jca.ax.apc.org/aml/9904/11722.html
[aml 11723] 「井川一久氏からの回答(1998年5月20日)」
http://www.jca.ax.apc.org/aml/9904/11723.html
本多勝一「私のカンボジア報道について」
http://asyura6.hypermart.net/bd3/msg/354.html
書き換え問題に関する読者公開質問状への、本多氏の「回答」が転載されています。
山下真ホームページ
http://homepage.mac.com/postx/
1975年4月17日プノンペン陥落直後の映像
http://homepage.mac.com/postx/Phenompenh0417.html
行軍する赤色クメール部隊、ピストルを振り回して威嚇する兵士、恐怖におののく民衆の姿など、生々しい映像です。
『貧困と飢饉』アマルティア=セン【著】〈Sen,Amartya〉黒崎 卓・山崎 幸治【訳】岩波書店
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=997340999X
「本書は、20世紀に世界各地で発生した「大飢饉」の原因が一国レベルの食料供給能力不足にあったという通説を否定し、人々が十分な食料を手に入れ消費する能力や資格(権原=エンタイトルメント)が損なわれた結果であったことを明らかにしている」のだそうです。ちなみにセン博士は、1998年にノーベル「馬の糞」経済学賞を受賞しています。
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最終更新日
200/11/13 (Y/M/D).